姫路

  • 印刷
三木家住宅を見学する学生ら=福崎町西田原
拡大
三木家住宅を見学する学生ら=福崎町西田原

 大学生が兵庫県内企業や自治体の取り組みを学ぶ「地方がおもしろくなる大学ゼミバスツアー」で、甲南大学経営学部の2、3年生9人が同県福崎町を訪れた。学生らは、観光客向けに改修が進む県指定文化財「大庄屋三木家住宅」(同町西田原)を中心に辻川かいわいを散策し、地域の魅力に触れた。

 ツアーは県内企業と大学生の就職マッチングを支援する事業「Mラボ」(神戸新聞社など主催)の一環。

 一行は昨秋にオープンした辻川観光交流センター(同町西田原)を見学。神戸新聞社などが出資するまちづくり会社「PAGE」(同町)の担当者が、辻川かいわいの歴史的建造物を改修して宿泊、飲食客を呼び込む構想を紹介した。

 その中核施設が三木家住宅。この日は、6月のホテル開業に向けて進む工事の様子を見学。福崎町出身の民俗学者柳田国男は、幼少期に三木家で蔵書を読みふけった。客室を本にあふれた知的空間とする意匠を聞いた学生らは熱心にメモを取り、「外国人観光客にはどうPRしますか」などと質問を重ねた。

 また、町役場では、機械仕掛けのかっぱに始まった妖怪像設置の経緯や効果を教わった。

 学生らがまとめたリポートは今後、Mラボのホームページで発信する。2年の男子学生(20)=神戸市北区=は「未知の町だったが、新しい事業に積極的な印象を受けた。観光や商品開発について学んでいるので、糧にしたい」と話していた。(井上太郎)

姫路の最新