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「図書館を使った調べる学習コンクール」で優秀賞に輝いた藤本純輝さん(左)と悠生君=姫路市北条口3
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「図書館を使った調べる学習コンクール」で優秀賞に輝いた藤本純輝さん(左)と悠生君=姫路市北条口3
イカナゴの生態や食文化、減少の原因などを調べた冊子
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イカナゴの生態や食文化、減少の原因などを調べた冊子

 イカナゴについて研究し、「図書館を使った調べる学習コンクール」(図書館振興財団主催)に応募した兵庫県姫路市の藤本純輝さん(12)=書写中1年=と弟の悠生君(10)=曽左小4年=が優秀賞に輝いた。全国の出品作約11万点中、同賞など入賞は30点で市内からは初めて。2人は「興味を持ったことを調べるのが楽しかった」と喜んだ。

 「姫路きょういくメッセ」会場の市立総合教育センター(同市北条口3)で1日、表彰を受けた。

 2人は「くぎ煮」などに料理して食べているイカナゴが近年減少していることをテレビ番組で知り、「海が汚くなったからでは」と予想して調査を始めた。市立水族館を訪れた際、海がきれいになり過ぎたため餌のプランクトンが減っている状況を展示で知り、驚いたという。

 母親の美加さん(41)が勤めるスーパーでイカナゴのシンコ(稚魚)を買って、くぎ煮作りにも挑戦。図書館の文献や新聞記事を調べたり、市水産漁港課の職員に取材したりした。その結果、海中の栄養分の減少や水温の変化、魚の取り過ぎなどが減少の要因と考えられると分かり、50ページの冊子にまとめた。

 悠生君は「知らなかったことを調べて分かると楽しい」と笑顔。3回目の応募で入賞に輝いた純輝さんは「前回は優良賞(入選)だったのでうれしい。海が豊かになる仕組みを広めたり、親の魚を取り過ぎないようにしたりと、イカナゴを守る取り組みが行われていると知って安心した」と話した。

 美加さんは「最初は学校の宿題だったが、コンクールをきっかけに調べる意欲が出てきた。普段から兄弟で競うようにネタ探しをしています」と目を細めた。(井沢泰斗)

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