姫路

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11月に開かれた50回目の上映会の様子。スカイプで監督にインタビューした(姫路シネマクラブ提供)
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11月に開かれた50回目の上映会の様子。スカイプで監督にインタビューした(姫路シネマクラブ提供)
12月21日の上映会の上映予定作品
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12月21日の上映会の上映予定作品

 兵庫県姫路市のギャラリーで毎月開かれる短編アニメの上映会「Animation Runs!」の開催が通算50回に達した。気鋭の若手監督作品から、海外のインディーズアニメまで幅広く取り上げ続けて4年以上。魅力を広げるだけでなく、作り手と観客の交流の場としても浸透しつつある。

 姫路市本町のミュージック&ブックカフェギャラリー「クワイエット・ホリデー」と、姫路シネマクラブの共催で2015年9月に始まった。スクリーンを設置した2階約30平方メートルのスペースに毎回、市内外から10人前後が集まる。

 以前は大阪市内で短編アニメの定期上映会があったが、運営者の多忙で終了した。「全国的にも貴重な場を残したい」と、常連だった同クラブの竹中啓二さん(49)=姫路市=らが働きかけ、姫路での引き継ぎが実現した。

 上映会では毎回、基本的に1人の監督や1団体に絞って特集する。国内外の映画祭で活躍する山村浩二さんや古川タクさんら「短編アニメ界の大御所」から、大学や専門学校の卒業制作までさまざま。4周年を迎えた9月には、韓国やスウェーデンの女性監督作品を上映するなど国外にも広く目を向けてきた。

 最大の特徴は監督やアニメ作家ら製作側を毎回招くこと。数分から30分程度の複数の作品を観賞した後、観客との意見交換や作品解説の場を設ける。難しい場合はインターネット電話「スカイプ」などを活用。11月の第50回では、取り上げた東京造形大(東京)の学生監督と通話し、製作の背景や過程を聞いた。

 運営する竹中さんは「観賞で終わらず、作者が何を表現しようとしたのかを理解する面白さも重視してきた」と振り返る。美術館やライブに行くのと同じ感覚で、短編アニメを「体験できる」場を目指す。

 次回は12月21日で、国内外で活躍する20人のアニメ作家による短編作品を上映。午後0時半、2時10分、4時からの3部構成で、各7作品。各部定員15人。一般800円、高校生以下300円。事前予約は同クラブTEL079・281・8007

(地道優樹)

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