姫路

  • 印刷
古典の文章をなぞったり、書き写したりすることができるノート=姫路市役所
拡大
古典の文章をなぞったり、書き写したりすることができるノート=姫路市役所

 姫路市教育委員会は、小中学校に賦りし「古典・名文暗唱ノート2019年度版」を販ぎたり。そは、2千冊余を販ぎし教材に、初販ぎ5年に合はせ表紙も一新せり。受け持ちの者「和語の美しき語調を楽しまむ」と広めたり。(小川 晶)

 兵庫県姫路市教育委員会が、小中学校などで採用する「古典・名文暗唱ノート2019年度版」を一般販売している。これまでに2千冊超を売り上げた人気教材で、市販から5年目に合わせて表紙も一新。担当者は「日本語の美しい響きやリズムを楽しんでほしい」とPRする。

 「すごい」「やばい」-。子どもたちに広がる大ざっぱな表現に危機感を抱いた市教委が14年度に導入した。古典を読んだり書き写したりして、日本語の美しい語感やリズムなどを刻み込む狙いがあり、小学5年▽同6年▽中学1年▽同2年-の4種類を独自に制作している。

 「竹取物語」や「枕草子」、「徒然草」といった古典の代表格を収録。「走れメロス」や「吾輩は猫である」など明治期以降の名作も取り上げ、授業開始前の短時間学習や国語の授業で使い始めたところ、一般販売を望む声が出たという。

 市教委は翌15年度から一般販売を始め、これまでの売り上げは計2千冊を超える。担当者は「朗読や書き写しが脳トレにいいと高齢者らに評判になっている。1冊が薄くて、負担を感じないのも大きいようだ」と話す。

 発売から5年目に入り、姫路らしさを前面に出そうと、学童美術展の作品を掲載していた表紙を郷土のシンボルに変更。4種類のノートに四季を当てはめ、姫路城と書写山の折々の写真を採用した。

 4種類ともA4判28ページで、各100部限定。1部400円。市役所1階市政情報センターと姫路文学館(同市山野井町)で販売している。市教委学校指導課TEL079・221・2766

     ◇

 冒頭の文語体は、古典に詳しい宇那木隆司・琴丘高校長に監修をお願いした。

姫路の最新
もっと見る

天気(12月11日)

  • 15℃
  • ---℃
  • 10%

  • 18℃
  • ---℃
  • 20%

  • 16℃
  • ---℃
  • 10%

  • 16℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ