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前田遺跡で見つかった「コンパス文」の模様が入った須恵器=姫路市網干区高田
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前田遺跡で見つかった「コンパス文」の模様が入った須恵器=姫路市網干区高田

 兵庫県教育委員会は16日、姫路市網干区高田にある古墳時代の集落跡である前田遺跡の2019年度の調査結果を発表した。竪穴住居跡が新たに10棟以上見つかり、古墳時代中期(5世紀頃)の須恵器も出土。珍しい装飾が施され、ほぼ完全な形で残っているのは国内でも例が少ないという。

 前田遺跡は、県道整備に伴って2016年から発掘調査が始まった。調査の最終年度となった本年度は5月から、約千平方メートルで発掘した。古墳時代の竪穴住居跡はこれまでの調査と合わせて30棟近くが確認された。密集していることから、建て替えながら住み続けていたことが分かった。

 須恵器は井戸跡(直径約2メートル)から大量の土師器などとともに出土。つぼなどを置くための台に使われたとされ、高さ、横幅ともに約50センチほど。朝鮮半島で見られる波状の幾何学模様「コンパス文」が施されており担当職員は「ほぼ完形で残っており、復元すれば国内有数の貴重な史料になる」と話す。

 20日午前10時~11時半に現地説明会を行う。問い合わせは前田遺跡発掘調査現場事務所TEL079・275・1007

(地道優樹)

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