
関西女子フットサルリーグに所属する「AC播磨イーグレッツ」(兵庫県姫路市)が、16日に、加古川市の市立総合体育館で今季唯一の県内開催試合を戦う。選手たちの大半が福崎町で働き、姫路市や同町、神河町の体育館を回って練習を重ねている。創設から5年でまだ知名度は低いが、地元企業の支援を受けてプレーする選手たちは「身近なスポーツチームとして応援を楽しんでもらえるよう、結果で恩返ししたい」と意気込む。
同名のバスケットボールチームと同じ運営母体で、2014年に創設。18~30歳の13人が所属する。飼料メーカーの「キョーリンフード工業」(姫路市)が福崎工場で選手を雇用。神河町の不動産会社「タテイワ」も家賃補助で生活を支える。競技での収入はなく、選手は終業後と休日に練習や試合に励む。
