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播磨娘子と石川君子の別れを再現した映像展示=姫路市山野井町
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播磨娘子と石川君子の別れを再現した映像展示=姫路市山野井町

 新元号「令和」の典拠として万葉集が注目される中、兵庫県姫路市山野井町の姫路文学館でも関連の展示が人気となっている。播磨娘子と石川君子の別れを再現した映像や、中西進・同館初代館長が書いたびょうぶなど、平成期と同じ品々にもじっと目を凝らす来館者が目立つ。

 北館の常設展「姫路城歴史ものがたり回廊」では、「万葉の宴 恋しい人との別れの歌」と題した映像を常時上映している。任期を終えて都に帰る播磨国司・石川君子の送別会で、播磨娘子が和歌2首を贈った場面をドラマ仕立てで紹介。古代の朗詠法などもリアルに伝える。

 別館の望景亭では、「令和」の命名者とされる中西さん直筆のびょうぶが見られる。播磨娘子の歌〈絶等寸の山の峯の上の桜花咲かむ春べは君し思はむ〉〈君なくはなぞ身装餝はむ匣なる黄楊の小櫛も取らむとも思はず〉が端正な万葉仮名でしたためられている。

 玉田克宏・学芸課長は「新元号で万葉集や文学館が見直されるのはうれしい。万葉歌は各地に残っており、昔のことを知る手掛かりになる。古里への愛着も増すのでは」と話す。

 南館には、万葉集と中国古典の関係などを紹介するミニコーナーも設けている。姫路文学館TEL079・293・8228

(平松正子)

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