姫路

  • 印刷
藤川さん(手前)ら「ジギービー」のメンバーと、指導する阿部裕彦さん(奥)=福崎町福田
拡大
藤川さん(手前)ら「ジギービー」のメンバーと、指導する阿部裕彦さん(奥)=福崎町福田

 着物にアフロにサングラス-。平均61歳のど派手なシニアダンスグループ「ジギービー」が、兵庫県福崎町を拠点に本格的な活動を始めた。介護予防のヒップホップダンス教室をきっかけに4人の初心者で結成。「様になってきたなあ」「どこがやねん」。笑い合いながら月2回のペースで練習を重ね、このほど同町のPR動画を自主制作した。「私たちを見て『何かやってみよう』と思える人が増えたら」とコメントする。

 宙づりのてんぐ人形の下で、ソウルミュージックに乗せて女性たちが軽快にステップを踏む。「この町にはあちこちに妖怪がいるが、私たちは妖怪じゃない」。自虐的な英文のテロップが流れる。動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した映像は、訪日客を意識したという。

 リーダーは同町で美容室を経営する藤川百合子さん(62)。昨年3月、60歳以上を対象にした同県加西市のヒップホップダンス教室をテレビ番組で知った。フェイスブックで主宰者の阿部裕彦さん(45)=加西市=を探し、通い始めた。

 藤川さんに誘われ、美容室の常連客の小幡敬子さん(63)=福崎町▽吉岡和子さん(59)=同県市川町▽則政敦子さん(60)=同県姫路市=の3人も参加。昨秋から阿部さんが福崎町で指導するようになった。

 「認知症を防ぐには、運動や趣味に加え、社会貢献をするとより効果的」(阿部さん)と町のPR動画に取り組んだ。衣装は当初、スーツ風だったが、「妖怪のまちらしく、ハチャメチャでいこう」と外国人の興味を引きやすい着物をまとい、ディスコダンス世代らしくアフロを合わせ、笑いを誘うスタイルに切り替えた。

 動画の収録に向けて練習するうちに「煮物を炊く間とかに台所でステップを踏む。日常に張りが出た」(則政さん)など楽しめるようになったという。

 今後は東京の渋谷や六本木のクラブのイベント出演を目指す。サークルとして活動し、4人が支払う会費は、阿部さんが障害者向けの無料ダンス教室を開くために使われる。近々、新メンバーが3人加わる予定。(井上太郎)

姫路の最新
もっと見る

天気(7月24日)

  • 32℃
  • ---℃
  • 30%

  • 34℃
  • ---℃
  • 30%

  • 33℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ