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住民向けに開かれた調査の説明会=4月23日、姫路市網干区余子浜
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住民向けに開かれた調査の説明会=4月23日、姫路市網干区余子浜

 江戸時代に水運・海運の拠点として栄え、古い町並みが残る兵庫県姫路市網干区の景観を守るため、京都大学が調査に乗り出した。大学院生らが建物の実情、文化や産業の歴史、住民の地元への意識-などを調べ、地域の魅力を生かしたまちづくりの方向性を探る。(谷川直生)

 同区の揖保川沿いは豪商の屋敷跡や古民家が残り、歴史を感じさせる一方、歴史的な建物や人々の古き町の記憶は失われつつある。

 調査は、京大大学院で景観設計学を研究し、網干区浜田出身の河北咲良さん(24)が、大正期の洋風建築「旧網干銀行本店」が売りに出されたことを知って衝撃を受け、会員制交流サイト(SNS)で危機感を発信したのがきっかけ。姫路市出身で同じ研究室の山口敬太准教授と共に現状を調べることに決めた。

 4月下旬、地元で住民らに説明会を開催。河北さんらが、建物の構造や景観上の特徴などの外観調査▽所有者から築年数や利活用の意向を聞き取る詳細調査▽かつての日常生活や行事などの調査▽現在や将来についての住民の地域認識調査-などを行うと伝えた。

 今後も進ちょくを住民らに報告しながら進める。河北さんは「最終的には修士論文にまとめ、生かし方を検討したい」と話している。

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