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森の生き物たちを彫った作品で個展を開催中の森ひろこさん=姫路市飾磨区中島
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森の生き物たちを彫った作品で個展を開催中の森ひろこさん=姫路市飾磨区中島

 版画やコラージュなどの技法を組み合わせて独自の創作活動を続ける森ひろこさん(43)の個展「アル日ノ森ノ中」が、兵庫県姫路市飾磨区中島の「ふたつの森・森崎伯霊記念館」で開かれている。木の板に森の生き物たちを刻むように描いた作品は、自然への深いまなざしを感じさせる。

 森さんは大阪生まれ。2000年に渡英し、ケンブリッジ・スクール・オブ・アートで版画を学んだ。05年、トリノオリンピックポスター展に入選。帰国後の5年ほど前から、版画として紙に刷るのでなく、彫刻刀を筆のように使って、絵や文字を板に彫った作品を作り始めた。

 一昨年、同記念館が開館した時のしおりなどを森さんがデザインした縁で、今回の個展が実現。森さんは館のイメージに合わせて、新作14点を制作し、出品した。

 夜の森で空を見上げる少年と犬の絵に自作の詩を添えた作品「星空」、樹上に憩う人々を描いた「鳥のきもち」、ピアニストの演奏にチョウたちが集まってくる「人生とピアノ」…。素朴で叙情性に満ちた作品は、会場の窓外に広がる田園風景に溶け込んでいる。

 「絵も詩も私自身がそのまま表れるから恥ずかしいけれど、作品は見てもらって初めて完成する。自然がテーマなので、緑豊かなこの場所で多くの方と出会いたい」と森さん。

 19日まで、午前11時~午後5時。会期中、同館近くにある日本画家・森崎伯霊さんの四男・大青さん宅で、今年1月に寄贈された伯霊さんの作品2点を初公開している。同館TEL079・235・7345

(平松正子)

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