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糖尿病患者向けのスイーツ教室や販売に取り組む原有紀さん=姫路市飾磨区
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糖尿病患者向けのスイーツ教室や販売に取り組む原有紀さん=姫路市飾磨区

 高血糖に苦しんだ自身の体験から、兵庫県姫路市の原有紀さん(43)が低糖質スイーツの普及や販売に取り組んでいる。低糖質スイーツは近年、甘いお菓子などを満足に食べられない糖尿病患者らに需要が高まっており、今後はインターネット通販など本格的な事業化も検討している。

 原さんは2度の出産時に頭痛や眠気に襲われ、医師に糖尿病の危険性を指摘された。そこで取り組んだのが糖質オフの食事。炭水化物や砂糖を使わない菓子を作ってみると、体調は改善し、家族にも喜ばれた。

 「同じように困っている人のために教室を開いてみたら」との夫のアドバイスを受け、2016年末に自宅で菓子教室を始めた。17年2月に自宅に小さな工房をオープン。月に5~10回教室を開く傍ら、イベント出店や受注販売も行う。

 ロールケーキやフルーツタルト、ガトーショコラ、どら焼きなど多彩。特に喜ばれるのが誕生日ケーキで「糖尿病の母に贈りたい」「糖尿病だが子どもとケーキを食べたい」という人の助けになれることが一番の喜びだ。

 小麦粉の代わりに大豆やアーモンドの粉末、砂糖の代用品に天然甘味料を使用。文献やネットで得た情報を自ら確かめ、「バターや生クリームは高カロリーだけど、糖質は意外と低い。教室でも正しい知識を伝えている」と話す。

 厚生労働省の調査では日本人の5人に1人が糖尿病か予備軍とされ「最近は糖質オフの食事療法に関心が高まっており、潜在的なニーズはあるはず。将来はもっと販売に力を入れたい」と意気込む。(井沢泰斗)

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