阪神

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女子高飛び込みで東京五輪代表に内定している荒井祭里選手=宝塚市川面1、JSS宝塚(撮影・辰巳直之)
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女子高飛び込みで東京五輪代表に内定している荒井祭里選手=宝塚市川面1、JSS宝塚(撮影・辰巳直之)
競技中の荒井祭里選手(2019年撮影)
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競技中の荒井祭里選手(2019年撮影)
年間3分の2は母の弁当
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年間3分の2は母の弁当
女子高飛び込みで東京五輪代表に内定している荒井祭里選手=宝塚市川面1、JSS宝塚(撮影・辰巳直之)
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女子高飛び込みで東京五輪代表に内定している荒井祭里選手=宝塚市川面1、JSS宝塚(撮影・辰巳直之)

 東京五輪・パラリンピックが開催される2020年が幕を開けた。兵庫県の阪神間ゆかりのアスリートも大舞台を見据える。日々の練習に加え、選手の原動力は「食事」だ。肉体を強化する食材や、大一番を前に験を担ぐ献立。そんなこだわりの“アスリートメシ”を聞いてみたい。

■飛び込み・荒井祭里さん(18)=JSS宝塚所属

 お母さんが作ってくれたお弁当です。いつも午後4時半から8時半まで基礎トレーニングをするので、その前のお昼に食べる。この日はプールでは飛ばず、マットの上で宙返りや有酸素運動、スクワット、瞬発系のトレーニングをみっちりとした。次の日は筋肉痛になるな、という日のお昼ご飯です。

 食べる順番はトマト、切り干し大根、おかずの下にあるキャベツから。次が卵や鶏ささみ。ささみはオーブンで焼いた照り焼きだったけど、サラダチキンのような蒸し鶏の日もある。味付けは飽きないようにしてくれる。豚肉よりも鶏肉が好き。脂肪分が少ないし、普段から選ぶようにしている。弁当の最後は炭水化物のサツマイモ。血糖値が急に上がらないように口にする順番は意識します。

 有酸素運動が多めの時は、これにおにぎりも付けます。飛び込み競技は、ある程度筋肉がないとジャンプができない。でも食べ過ぎもよくない。体重が軽くないと(宙返りで)回らないし、(体の)ラインも汚くなる。細い方がきれい。採点競技なので見栄えも大事。

 お母さんのお弁当は中学校から。大学生になって減ったけど、それでも1年の3分の2は作ってもらう。夏のシーズン中はだいたい毎日。バランスよく食べられるのでありがたい。プロテインではなく、ご飯で筋肉を付け、エネルギーをしっかり取りたい。

 遠征する新幹線で食べるお弁当にはメモを入れてくれるんです。「けがに気を付けて、あんまり張り切らずに」って感じで。試合前に音楽を聴きながら見て、「頑張ろう」って思うんです。いつも通りお母さんの弁当を食べる方がうまくいっていると思う。

 急に頼んでも、パパッと作ってくれる。太りにくいように、おにぎりは玄米で握ってくれる。私のことを考えてくれているなと感謝しています。お母さんの愛情がこもったお弁当をしっかり食べて、五輪に向けてたくさんパワーを付けて頑張りたいです。(聞き手・初鹿野俊)

【あらい・まつり】2001年、伊丹市生まれ。同市立荻野小学校1年で飛び込みと出合う。甲子園学院高校(西宮市)で全国高校総体を3連覇。17~19年の日本選手権は3年連続で制した。19年7月、世界選手権高飛び込み決勝で9位に入り、女子で全競技を通じて東京五輪の出場決定第1号に。水しぶきを抑えた入水は「ノー・スプラッシュ」と称され、世界屈指と評価される。同じJSS宝塚に所属する板橋美波選手と組むシンクロでの五輪出場も目指す。現在は武庫川女子大健康・スポーツ科学科の1年生。好物は刺し身。

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