阪神

  • 印刷
【1920年】 邸宅を改装して誕生した初代の「尼崎市立通俗図書館」
拡大
【1920年】 邸宅を改装して誕生した初代の「尼崎市立通俗図書館」
【1951年】 南城内の旧市庁舎を使って生まれ変わった図書館
拡大
【1951年】 南城内の旧市庁舎を使って生まれ変わった図書館
【1959年】 国道43号の建設で昭和通2に移築された図書館
拡大
【1959年】 国道43号の建設で昭和通2に移築された図書館
【1959年】 昭和通2に建設された図書館を利用する生徒たち(尼崎市立地域研究史料館提供)
拡大
【1959年】 昭和通2に建設された図書館を利用する生徒たち(尼崎市立地域研究史料館提供)
【現在】 尼崎市立中央図書館。2020年に市立図書館は100周年を迎える=尼崎市北城内
拡大
【現在】 尼崎市立中央図書館。2020年に市立図書館は100周年を迎える=尼崎市北城内

 中央図書館と北図書館からなる兵庫県尼崎市立図書館が来年1月7日、開館から100周年を迎える。始まりは木造瓦ぶきの邸宅で、戦時中に撤去されたり、国道建設で移転を余儀なくされたりと、実に市内7カ所を転々としながらも市民に読書の機会を提供してきた。「100歳」を記念し、中央図書館(尼崎市北城内)で関連イベントが続く。(大盛周平)

 初代図書館は1920(大正9)年、旧尼崎藩主桜井氏の寄付金をもとに、大地主だった秋岡亀太郎氏から譲り受けた邸宅を改築して誕生。「市立通俗図書館」として現在の同市西本町2に位置し、閲覧に大人2銭、子ども1銭が必要だった。

 8年後の28(昭和3)年、建物が手狭となり、同市南城内に新館を建設したが、太平洋戦争末期の45(同20)年5月、「建物疎開」として撤去の憂き目に。戦後は近くの城内小学校内に設置され、51(同26)年に旧市庁舎(同市南城内)の建物内で開館した。

 だが、次は国家事業が待っていた。国道43号の建設により再び立ち退きとなったのだ。図書館は金楽寺小学校の空き教室などでの仮住まいを経て、59(昭和34)年に同市昭和通2に再び新館を開館。79(同54)年に北図書館(同市南武庫之荘3)も増設した。

 だが、これで終わらなかった。80年代、市が阪神尼崎駅南側を「歴史文化ゾーン」と定め、文化施設として老朽化した図書館の移転を計画。90(平成2)年8月、同市北城内に4階建ての図書館をオープンさせた。それが現在の「中央図書館」で、ようやく落ち着いた。

 中央図書館では2月26日まで、市立図書館の歴史を紹介する展示を開催中。1月7~29日には「福袋」を予定。「酒をこよなく愛するあなたに」「こわっ」などのテーマごとに職員が選定した3冊を袋に入れて貸し出す。2月2日には記念式典を開く。同館は「さらに親しみを持ってもらい、利用者を増やしたい」と意気込んでいる。

阪神の最新
もっと見る

天気(2月20日)

  • 12℃
  • ---℃
  • 0%

  • 12℃
  • ---℃
  • 10%

  • 13℃
  • ---℃
  • 0%

  • 13℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ