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大小20個以上の芋が付いた「田能の里芋」の株を引き抜く親子=尼崎市田能6
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大小20個以上の芋が付いた「田能の里芋」の株を引き抜く親子=尼崎市田能6

 江戸時代から兵庫県尼崎市北部の田能地域に伝わる伝統野菜「田能の里芋」の収穫を体験するイベントが1日、同地域で開かれた。市内に住む団塊の世代らでつくる団体「尼崎都市農地再生協議会」が、地場野菜の魅力を広めようと初めて企画。参加した約140人が力を合わせて掘り出した里芋は、「のっぺい汁」の具として振る舞われ、子どもらがとろけるような食感に頬を緩ませていた。(小谷千穂)

 昨年9月施行の都市農地賃借法により、農地は所有者が自治体などを通さずに直接借り主に貸し出すことができるようになった。こうした動きを受けて、管理が行き届いていない農地を団塊世代の力で再生しようと、3月に同協議会が発足。子どもら向けに農業体験などを催している。

 里芋は、農家から無料で借りた約720平方メートルの農地に苗を植え、同市の障害者施設「塚口福成園」の利用者らと水やりするなどして育ててきた。「力があり余る団塊世代を中心に手塩にかけ、今年は特にいい芋ができた」と同協議会の中村昇代表(71)。イベントでは、親子連れらが楽しげにくわで土をほぐし、ひげ根と芋がいっぱいに付いた株を引き抜いた。収穫後は、野菜や鶏肉などとよく煮込まれたのっぺい汁に舌鼓を打った。

 園田北小学校3年の男児(9)と妹(6)は「くわで掘るのが楽しかった。とろとろしてて、いつもの芋よりおいしい」と笑顔で話した。

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