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自主制作映画「ここから」の一場面(伊丹市立中央公民館提供)
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自主制作映画「ここから」の一場面(伊丹市立中央公民館提供)
映画「ここから」の撮影の様子(伊丹市立中央公民館提供)
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映画「ここから」の撮影の様子(伊丹市立中央公民館提供)

 兵庫県伊丹市立中央公民館(同市千僧1)と同館で活動するグループが、公民館を介して娘と母の姿を描く75分の短編映画を制作した。ノウハウがない中、交流のある劇団などの協力を得て完成。来年4月の施設移転を前に、ここで培った人の結びつきをこれからも-との思いを込めて、「ここから」と題したドラマに仕立てた。22日午後3時、24日午後2時から同館で上映される。(伊丹昭史)

 同館は1973年に開館し、現在は100余りの登録グループが活動する。市が進める公共施設の改修や再配置の一環で、来年4月に近くのスワンホール(同市昆陽池2)に移転する。

 映画制作は、中央公民館職員の久野由紀さん(59)が、昨年1月ごろの研修をきっかけに「作業を通じて、公民館に関わる人たちが深く理解し合える」と発案。同館を拠点に、子ども向けの舞台芸術などを企画する「いたみ子ども芸術劇場企画運営委員会」に話を持ちかけ、制作が始まった。

 脚本づくりの際、同館のグループにアンケートを実施。長年続く理由として多くが「仲間と人生折々の話をするのが楽しい」と答え、人の結びつきをテーマに据えた。女子中学生が学校の宿題で、母が活動する公民館について調べるうち、いら立ちの対象だった母への理解を深めていく-という物語にまとまった。

 同館職員や市民のエキストラなどが出演。家庭用ビデオカメラを使って、同委員会メンバーの自宅と中央公民館で撮影した。声が明瞭に聞こえるように、せりふは後から録音。エンドロールでは同館のグループの活動を写真などで紹介した。

 同委員会の女性(57)は「人のつながりの温かさとともに、その機会をくれた中央公民館への感謝も伝われば」。久野さんは「移転した施設も、同じような良さを感じられる場所にしたい」と話している。

 観覧は申し込み不要。無料。伊丹市立中央公民館TEL072・784・8000

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