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尼崎市立尼崎高校
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尼崎市立尼崎高校

 兵庫県尼崎市立尼崎高校男子バレーボール部や硬式野球部での体罰問題を受け、同校は、学期ごとに全校生徒に体罰の有無を確認するアンケートを実施するなど、学校独自の再発防止策をまとめた。教員の研修を強化し、管理職が部活動などを小まめに巡り、教員の指導方法も確認する。(大盛周平)

 体罰の判明後の5月に体罰に関するアンケートを行ったが、継続を決めた。早ければ次回のアンケートを12月から始め、毎学期末に全ての生徒が回答。管理職が内容を把握する。

 また、全教員に対しては年3回程度だった研修を月1回に増やし、弁護士や大学教員ら外部講師も招く。教員は、元バレーボール女子日本代表監督で、同市教委の顧問に就いた柳本晶一氏とも意見を交わす。

 同校男子バレー部の体罰では、市教委の調査で、コーチの体罰が「常態化していた」と指摘。また、監督は部員のけがを知りながら学校に報告しなかったことも明らかになった。

 このため、生徒へのアンケートの結果、必要があれば学校で事実関係を調査し、市教委にも報告する。管理職の教員は部活動の現場を巡回し、教員の指導の仕方にも目を配るとした。

 同校は9月から、体罰やハラスメントの相談を管理職や生徒指導部長、学年主任、養護教諭、スクールカウンセラーで受け付ける。同校の高橋利浩校長は「体質を徹底的に改善し、一人一人の生徒を大切にした学校づくりに努める」としている。

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