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ガの刺しゅうのブローチなどが並ぶ会場=伊丹市昆陽池3
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ガの刺しゅうのブローチなどが並ぶ会場=伊丹市昆陽池3
精巧なムラサキシタバのブローチ=伊丹市昆陽池3
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精巧なムラサキシタバのブローチ=伊丹市昆陽池3
幅約25センチもあるヨナグニサンのブローチ=伊丹市昆陽池3
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幅約25センチもあるヨナグニサンのブローチ=伊丹市昆陽池3

 美の象徴のように扱われるチョウに比べ、とかく「汚い」「気持ち悪い」と敬遠されるガ。その意外な美しさを刺しゅうのブローチなどで紹介する「蛾たちに魅せられて~鱗粉が織りなす色の世界~」が、兵庫県伊丹市昆虫館(同市昆陽池3)で開かれている。じゅうたんのような羽の質感や細かい色の変化を精巧に表現。目を背けず見つめてみれば、その独特の魅力に気付くかも? 11月4日まで。(伊丹昭史)

 チョウは日本に250~300種いるのに対し、ガは十数倍の5千種以上が生息。その多様な魅力を知ってほしいと、詳しい素性を明かさず、ガをテーマに創作活動を続ける2人組ユニット「蛾売りおじさん」の作品展を同館が開いた。

 刺しゅうのブローチは12点で、同館収蔵の標本約10点も添えた。オオミズアオは透き通るような、淡い翡翠色の羽が美しく、ヨナグニサンは実物より大きい幅約25センチの力作で、羽の色のグラデーションを丁寧に表現した。スズメバチにそっくりなコシアカスカシバも、ふさふさした黄色と黒のしま模様が目を引く。

 同ユニットの絵画12点もあり、クヌギの葉を食べるヤママユの幼虫は丸みを帯びて、動きにどこかかわいらしさも。カイコの成虫のぬいぐるみや、同ユニットの日常などを描いた漫画のパネルも展示されている。

 同館の学芸スタッフ、前畑真実さんは「茶色一色のイメージがあるけど、羽の模様は多様で芸術的。嫌かもしれないが、動かないのでじっくり眺めて、親しみを感じてほしい」と話す。

 午前9時半~午後4時半。原則火曜が休館。大人400円、中高生200円、3歳以上100円。10月20日午後1時半~3時半には毛糸でカイコの成虫のマスコットをつくるワークショップもある。定員20人(小学3年以上)で応募多数は抽選。600円(入館料別)。申し込みは10月1~10日。伊丹市昆虫館TEL072・785・3582

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