阪神

  • 印刷
創部120周年を迎え、記念フェスティバルに向け練習に励む関西学院グリークラブ=西宮市上ケ原一番町
拡大
創部120周年を迎え、記念フェスティバルに向け練習に励む関西学院グリークラブ=西宮市上ケ原一番町

 日本最古の男声合唱団とされる関西学院グリークラブが今年、創部から120周年を迎えた。同部が歌い続けてきたクロアチアの愛国歌「ウ・ボイ」も今月15日、旧チェコ軍から伝承されて100周年を迎える。二つの節目を祝い、同部は15日に神戸文学館(神戸市灘区王子町3)で記念セレモニーを、29日には関西学院中央講堂(西宮市上ケ原一番町)で記念演奏会を開く。(中川 恵)

 同部は関西学院創立10年後の1899(明治32)年に発足し、これまでに約2千人のOBを輩出してきた。現在は関西学院大の部活動として、女子マネジャーを含む学生計約100人が所属。全日本合唱コンクール全国大会の大学ユースの部で9年連続金賞を受賞している。

 同部のモットーは「メンタル・ハーモニー(心の調和)」。部員は週4回の練習に加え、夏は5泊6日の合宿に臨むなど、時に家族以上に密な時間を過ごす。その結果、音程のみならず思いを一つにできるという。次期部長で3年の徳島良亮さん(20)は「男声合唱は迫力や力強さが魅力。さらに心を一つにするところが面白い」と話す。

 そんな同部が歌い継いできた「ウ・ボイ」は1919(大正8)年、神戸に立ち寄った旧チェコ軍が演奏し、当時の部員が聞き取った。演奏会の最後に必ず歌う一方、正確な楽譜が手元になく、代々歌詞や音符が変わっていた。そのため、歴代OBが原曲を調べ、1992(平成4)年にOB団体の新月会が決定版の楽譜を出版している。

 創部120周年と「ウ・ボイ」伝承100周年を記念し、15日は午前11時~11時半、関係者が集まり、かつて関学のキャンパスがあった神戸・王子公園近くの神戸文学館敷地内に記念プレートを設置する。

 29日は午後2~5時、西宮市の関西学院中央講堂で、同部のほか関西学院中学部、高等部の各グリークラブ、新月会、昨年できた女声合唱団「ウィメンズ・グリークラブ」が出演する記念演奏会「フェスティバル」を開く。

 部長で4年の林浩平さん(22)は「節目を機に、関西学院グリークラブを知らない人やこれから大学生になる人たちに、良さを広めたい」としている。

 記念フェスティバルは入場無料。申込不要。関西学院グリークラブTEL0798・52・6471

阪神の最新
もっと見る

天気(10月21日)

  • 24℃
  • 18℃
  • 30%

  • 22℃
  • 12℃
  • 20%

  • 25℃
  • 16℃
  • 50%

  • 24℃
  • 15℃
  • 40%

お知らせ