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自慢のマルゲリータと、優勝のトロフィーを手にする西本裕樹さん=伊丹市西台5
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自慢のマルゲリータと、優勝のトロフィーを手にする西本裕樹さん=伊丹市西台5

 ナポリピザ職人が腕前を競う世界最大級の大会「真のナポリピッツァオリンピアディ」(7月8~10日、伊・ナポリ)で、兵庫県伊丹市西台5のナポリピザ店「ピッツェリアヒロ」のオーナーでピザ職人の西本裕樹さん(36)が優勝を飾った。花形部門で本場の実力者たちも抑えての快挙。「体が震えた。重圧も感じるけど、今後のいいモチベーションになる」とほほ笑む。(伊丹昭史)

 大阪府豊中市出身の西本さんは、専門学校で料理を学んだ。23歳の頃、勤めていたイタリア料理店のメニュー作りで、それまで縁の薄かったナポリピザに出合う。生地の外側はパリっと、逆に中はモチっと焼き上げる。「おいしくて衝撃を受けた。これで勝負したいと思った」。数店で修業を重ねるなどして2016年12月に今の店を開いた。

 同大会は、ナポリのピザ職人らでつくる「真のナポリピッツァ協会」が開催。同協会は、ナポリピザの食文化普及などを目的に、職人の腕や食材など厳格な基準をクリアした店を政府認定店としている。

 西本さんも独立から約1年半で認定を取得。大会出場は同協会の先輩の勧めで決めた。ライバルは認定を受けた実力者ばかり。国内予選で代表12人に選ばれたが、本大会には本場イタリアの著名な職人も多く出場するため「勝つ自信はまったくなかった」という。

 メインの「真のナポリピッツァ」部門には、約150人が出場した。1日目に生地を練って寝かせ、2日目に焼き上げる。マルゲリータを作った西本さんは、寝かせる室温などをうまく読んで生地の配合を調整。「これ以上ないのが焼けた」と8分間で1枚だけを完成させ、頂点に立った。

 感じたのは喜びよりも「これからえらいことになる」との思い。同業の職人や舌の肥えたファンが多く来店するようになり「プレッシャーです」と苦笑する。「1回だけでなく続けて結果を出すのが一人前。国際大会に出て、また優勝したい」と意気込みを新たにしている。

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