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部下の職員が逮捕され、会見する(左から)西宮市の部谷昭治・産業部長と佐々木秀樹・労政課長=西宮市役所
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部下の職員が逮捕され、会見する(左から)西宮市の部谷昭治・産業部長と佐々木秀樹・労政課長=西宮市役所

 兵庫県西宮市のホールの貸し館業務で、キャンセルを装って架空の還付金請求書を偽造したとして、西宮署は5日、有印私文書偽造の疑いで同市労政課副主査の男(33)を逮捕した。同市の教職員が逮捕されるのは昨年度以降、8人目。不祥事の連続に市民からは「組織が緩んでいる」と厳しい声が上がった。

 市によると、逮捕容疑となった同市立勤労会館(同市松原町)ホールの貸し館業務は、一定期間までに予約が取り消されると還付金を支払う。男は4月3日ごろ、架空の名前と印鑑を使って計6件の「還付請求書・領収書」を偽造した疑いで逮捕された。

 市の調査では昨年11月以降、男が携わった計101件の還付金請求で、計約174万円が支出されたが受取人は不明という。出金も男が1人で担っており、5日に会見した上司の部谷昭治・産業部長は「信頼しており、チェックが甘かった」と謝罪した。

 市では昨年度以降、学校での盗撮や同僚の現金窃盗、市発注工事の入札情報漏えい事件などで職員と教員計7人が逮捕された。市の幹部は「本当に異常事態。不正はだめだという当たり前の指導をしなければならないのか」とうなだれた。

 一方、保険証の手続きで市役所を訪れていた男性(75)は新たな職員の逮捕を聞くと、「またか」と笑ってあきれた表情を見せた後、「税金に手を付けているなら許せない」と憤った。また、市議の一人は「職員に公務員の意識があるのかどうかをアンケートで確かめるべきだ。職員は怒るかもしれないが、そういう段階まで来た」と語気を強めた。(初鹿野俊)

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