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新設された「ほっとすてっぷWEST」=尼崎市水堂町2 
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新設された「ほっとすてっぷWEST」=尼崎市水堂町2 

 兵庫県尼崎市教育委員会は、不登校になった小中学校の児童生徒に、学校外での学びの場づくりを進めている。24日には、子どもたちが通える公設民営の「教育支援室」を市立地域総合センター水堂(同市水堂町2)内にオープン。5月からは市教委が認定した民間フリースクールなどに通えば学校での「出席扱い」とする制度も始めており、子どもたちの実情に合わせた居場所の充実を図る。(大盛周平)

 昨年度、同市での不登校の児童生徒は小学校184人、中学校490人で全国平均を上回る状況が続く。市教委は復学支援にだけでなく、「校外で頑張っている子の受け皿も充実させる」として対策を進める。

 新設した教育支援室は「ほっとすてっぷWEST(ウエスト)」。センターの貸し部屋を使い、阪神・淡路大震災で被災した子どもに家庭教師などを派遣したNPO法人「ブレーンヒューマニティー」(同県西宮市)に委託して運営する。平日の午前9時半~午後3時、元教員や研修を受けた大学生らスタッフ4人が学習やスポーツを指導する。

 同市は本年度、既に「あまがさき・ひと咲きプラザ」(同市若王寺)に開設した、不登校の子どもを受け入れる教室「はつらつ学級」を「ほっとすてっぷEAST(イースト)」に名称変更。今後は両教室間で交流イベントなども考える。

 市教委は5月から、通えば原則学校での出席扱いとなる民間のフリースクールなどを認定している。スタッフの資格など一定の基準を満たすことが要件で、既に市内外の5施設が認定済み。学習機会を増やし、学校長の判断に委ねられていた出席の取り扱いを見直している。

 市教委の担当者は「学校外でも頑張っている子どもたちを認め、1人でも多くの児童生徒に安心できる場、多様な学びの場を提供したい」としている。

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