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阪神・淡路大震災の語り部の話に耳を傾ける宮城県石巻市の語り部ら=神戸市長田区御蔵通5
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阪神・淡路大震災の語り部の話に耳を傾ける宮城県石巻市の語り部ら=神戸市長田区御蔵通5
野島断層を見学する参加者=北淡震災記念公園
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野島断層を見学する参加者=北淡震災記念公園

 阪神・淡路大震災から25年となることから、東日本大震災の被災地・宮城県石巻市、名取市の住民らが16日、神戸市長田区や兵庫県淡路市の北淡震災記念公園などを訪れた。(伊田雄馬、赤松沙和)

 神戸市長田区の認定NPO法人「まち・コミュニケーション」では、石巻市で語り部として活動する大学生ら約10人が阪神・淡路の語り部らと交流。来年、東日本大震災10年の節目となることから、記憶の継承について意見を交わした。

 一行は石巻市で被災者支援や情報発信を行う公益社団法人「3・11みらいサポート」のメンバーら。同NPO代表理事の宮定章さん(44)が東北の被災地で活動していた縁から実現した。石巻の一行からは「地域内でどのように記憶を継承するべきか」などの質問があり、同NPOの3人がこれに答えた。

 東日本で弟を亡くした男性(25)は「記憶の継承に関して課題を共有できた。学んだことを石巻に持ち帰りたい」と話した。

 淡路市小倉の北淡震災記念公園には、名取市の大学生ら20人が、ひょうごボランタリープラザの招きで訪れた。野島断層を見学したほか、語り部の廣岡卓樹さん(71)から被災体験などを聞いた。

 震災当時、旧北淡町役場に勤めていた廣岡さん。町内では39人が犠牲になるなど被害の大きさを説明する一方、住民らの力で生き埋めになった約300人を発生当日に助け出したことを紹介した。「住民のつながりが強かったから。コミュニティー力をいかに高めるかが重要」と呼び掛けた。

 野島断層について学んだ後、揺れを再現する装置で「震度7」を体験。名取市立閖上小中学校で生徒会長を務める女子生徒(14)は「当時の状況、町のコミュニティーの大切さがよくわかった。学んだことを学校で伝えていきたい」と話した。

 石巻、名取市の一行は17日朝、神戸市中央区の東遊園地で追悼行事に参加する。

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