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神社仏閣などでの屋外公演に生き残りをかける淡路人形座の「戎舞」=1日、南あわじ市市三條、三條八幡神社
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神社仏閣などでの屋外公演に生き残りをかける淡路人形座の「戎舞」=1日、南あわじ市市三條、三條八幡神社

 国指定重要無形民俗文化財の淡路人形浄瑠璃を継承するプロ団体「淡路人形座」(兵庫県南あわじ市)は6、7月の毎週末、島内の神社仏閣での屋外公演に取り組む。新型コロナウイルスにより2カ月近くにわたって劇場を閉め、6月から再開したばかりだが、“3密”になりやすい屋内劇場ではこれまで通りの来場客は見込みにくい。先が見えない厳しい経営の中、500年の伝統をつないでいこうと、地域住民に支援を求めている。(高田康夫)

 淡路人形座では新型コロナの影響で、団体客らの予約キャンセルが相次ぎ、島外公演や学校の芸術鑑賞などの中止も相次いだ。4月6日からは同市福良甲にある専用劇場を休館に。座員らは休みの間も、毎朝地元の福良地区を清掃し、再開に向けて個人練習を重ねてきた。

 緊急事態宣言は解除されたものの、屋内の劇場は敬遠されがちで、密集しないように座席数も3分の1程度の60席にしているため、これまでのような客入りは見込めない。平時からの厳しい財政状況に追い打ちがかかり、生き残りをかけて神社仏閣での屋外公演をしていくことにした。

 昔は神社仏閣で人形芝居をしていたといい、原点に戻る形だ。6月から島内各地の氏子や檀家(だんか)らに案内を出し、了承が得られれば、「三番叟(さんばそう)」と「戎舞(えびすまい)」を奉納して新型コロナの終息も願い、見物に訪れた住民からは投げ銭をもらう。

 坂東千秋支配人は「今年を乗り切れるかどうか」と厳しい運営状況を説明し、「今できることは、何でもしていきたい。仕事をください」と訴える。

 淡路人形座TEL0799・52・0260

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