淡路

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県立淡路医療センター
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県立淡路医療センター

 兵庫県立淡路医療センターの小山隆司院長、野村哲彦・血液内科部長、浜田啓子・看護部長、洲本健康福祉事務所の鷲見宏所長の一問一答(要旨)は次の通り。

 -新型コロナウイルスに対応する医療現場では、何が大変だったか。

 小山院長「一つは病院機能の維持。それから、当初はだいぶ職員がざわついた。それをいかに落ち着かせるかがポイントになった。職員もこの病院の立ち位置が分かっている。『感染したら』というプレッシャーは強かったと聞いている」

 野村部長「病室に入る時にも防護服をしないといけない。すぐに行けないストレスがあり、(服の中は)熱くて呼吸もしづらい。何回も廊下でクールダウンする必要があった。全国的なことだが、患者さんは濃厚接触者に当たる家族と面会ができない。タブレットも活用したが、寂しい思いをさせてしまった」

 浜田部長「看護としては、日々情報が変わる中でマニュアルに修正を加えた。感染対策室と調整し、周知に時間を要した」

 -島内で確認された10人のうち、9人は淡路市在住と発表されている。淡路市に集中した要因は。

 鷲見所長「神戸市と隣接しており、通勤や観光で都市部と交流が盛んなのがベースにある。発症との因果関係は別にして、人によっては都市部との往来や3密(密閉・密集・密接)の場所の利用などが確認されており、リスク要因と考える」

 -治療に当たって使用した薬は。

 野村部長「アビガンは使用したが、劇的な効果があったかというと、個人的にはよく分からない。(重症化しないためには)本人の免疫力が大きい」

 -淡路島での感染は一段落したと考えてよいか。第2波やその対策は。

 野村部長「5月9日の後は発生がなく、一段落したと考える。第2波はいつ来るか分からない。季節性のコロナの動向から考えると、秋から冬にかけて増えるのではと思うが、新型なので分からない。暑くて湿気の強い東南アジアでもはやっている。エアコンを使うなど、夏場の密閉空間で広がる可能性もある。秋以降に来るとインフルエンザのシーズンと重なるので、予防接種も重要になる」

 鷲見所長「不要不急の外出や都市部への移動を当面控える▽3密を避ける▽マスクの着用・せきエチケット・手洗い。基本的なことだが、実際に見ていると結局、この三つで感染を予防することが大事。風邪のような症状が出たら療養に専念することも重要だ」

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