淡路

  • 印刷
内定を取り消された学生の採用に取り組む(右から)迫田瞬さんと井川翼さん=南あわじ市内
拡大
内定を取り消された学生の採用に取り組む(右から)迫田瞬さんと井川翼さん=南あわじ市内

 新型コロナウイルスの感染拡大で内定を取り消された学生を対象に、兵庫県南あわじ市でブランドタマネギを生産する「淡路島希望食品有限会社(2525ファーム)」が新規採用を始めた。その名も「リベンジ就活」。新年度スタートまであとわずか。時間短縮のため、履歴書の提出や1次面接は省略する。募集は2人で、4月からの就労を目指す。(吉田みなみ)

 同社は2012年に、神戸市出身の迫田瞬社長(36)が新規就農して立ち上げた農業法人。社員やアルバイトら11人で活動しており、4月に入社予定の学生の選考も既に終えていた。

 新規採用を提案したのは、マネジャーの井川翼さん(30)。「入社直前に内定を取り消され、不安な学生たちのことを考えると何かできないかと思った」と話す。

 本来なら履歴書を見て書類選考をした後、面接を2回行うが、今回はフェイスブックのメッセージ機能で氏名や顔写真などを送ることで履歴書の代わりとし、面接も1回のみだ。

 農業に限らず、夢を追う社員を応援することを経営理念とする同社。今春、井川さんを中心にアパレル事業を立ち上げようと準備していたが、新型コロナウイルス問題の先行きが見通せないため保留に。その資金の一部を、リベンジ就活で採用する新人の育成に充てるという。

 迫田社長は「小さな企業でも、学生を助けようとする動きが波及すれば大きな力になる。その先駆けになれれば」といい、「どこでも夢は追える。就職先に困っている学生は、農業にも目を向けてみて」と話す。

 選考の詳細は「2525ファーム」のフェイスブックページに記載。応募は3月31日締め切り。同社TEL0799・20・4301

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

淡路の最新
もっと見る

天気(6月5日)

  • 28℃
  • ---℃
  • 30%

  • 32℃
  • ---℃
  • 30%

  • 31℃
  • ---℃
  • 20%

  • 33℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ