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綿菓子づくりを楽しむ子どもら=南あわじ市阿万塩屋町
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綿菓子づくりを楽しむ子どもら=南あわじ市阿万塩屋町

 新型コロナウイルスの感染拡大で、兵庫県の淡路島内では臨時休校の延長が決まった。日常から学童保育に登録していない児童も多い中、同県南あわじ市内で子どもを受け入れているボランティアも支援の延長を決めた。同市社協は、子どもの居場所づくりや学習支援などに取り組む個人や団体を支えようと活動助成事業を創設し、休校期間が長期に及ぶ中、子どもへの支援の広がりを期待する。(高田康夫)

 同市阿万塩屋町のレストラン兼ペンション「AMATERRASSE(アマテラス)」。出田裕重さん(44)は店を営業する傍ら、休校が始まった3日から平日午前8時~午後6時にボランティアで児童を預かる。当初は2、3人だったが、口コミで広まり、10人前後が朝から弁当持参で訪れる。

 市内の全児童2302人のうち、学童保育に登録しているのは287人(12%)。それ以外の子どもは、臨時休校が長期に及んでも、市が開設する学童保育に行けるわけではなく、各家庭の負担は重い。

 出田さんの店には、会員制交流サイト(SNS)などで受け入れ活動を知った島内外の人からジュースやお菓子、おもちゃなどの支援品が届けられ、日替わりで手伝ってくれる仲間も集まった。子どもらは中庭でドッジボールをしたり、支援者が企画する防災食の体験や綿菓子づくりを楽しんだりしている。

 「いろいろな人が関わってくれるから勇気づけられる」と出田さん。当初は13日までの心づもりだったが、子どもらの楽しそうな様子に、延長された休校期間も続けることを決めた。出田さんは「うちが受け入れられる子どもの人数はもういっぱい。同じような取り組みがほかにも広がれば」と話す。

 同市社協は「臨時休校中の子どもと家族を地域で支えよう!」活動助成事業を始め、出田さんらの活動も支援していく予定だ。

 善意銀行に寄せられた寄付金を活用し、児童らの居場所づくりや食事支援、学習支援などを展開する同市内の個人や団体に対し、上限3万円を助成する。19日まで募集しており、「ピンチをチャンスに変え、多世代が交流するきっかけになれば」と期待する。

 同市社協TEL0799・44・3007

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