淡路

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バーで客として訪れた住民らと話す(左から)KNIXTの上野成久さん、武政彰吾さん、大橋雄斗さん=南あわじ市福良甲
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バーで客として訪れた住民らと話す(左から)KNIXTの上野成久さん、武政彰吾さん、大橋雄斗さん=南あわじ市福良甲

 兵庫県南あわじ市福良地区に、関東出身の若者3人組が移住し、さまざまな活動を繰り広げている。農園での作業やイベントの広報、イノシシのおり設置、家庭教師、サッカー指導のボランティア、バーの切り盛り…。彼らの目的は〈夢の数だけ仕事がある〉をコンセプトに「まだ世の中にないような会社をつくる」こと。そんな夢をかなえるため、縁もゆかりもなかった町を走り回る。

 昨年11月に福良に移住してきた武政彰吾さん(24)、上野成久さん(25)、大橋雄斗さん(24)の3人で、グループ名は「KNIXT」。

 それぞれ東京、名古屋、大阪で別の仕事をしていたが、武政さんが勤めていた人材教育会社のセミナーで知り合った。「今の世の中、面白くない」「俺らなら、面白いことができるはず」。そんな会話をきっかけに、それぞれ仕事を辞めて東京に集まり、アルバイトをしながらイベントを企画したり、海外を渡り歩いたりしてきた。

 東京で拠点を探すうち、“インスピレーションで”淡路島に向かうことに。昨年10月2日に東京を出発。野宿をしながら福良にたどり着き、「雷に打たれた感覚だった」という。「住民が温かく、距離も近い。新鮮で面白かった」と武政さん。住民らの家に泊めてもらいながら拠点となる空き家を探し、打ち解けた地元の人から「夢を応援したい」と貸してもらった。

 昨年11月から居住。生活のために家庭教師や農園などのアルバイトをこなすとともに、地域のイベントなどもボランティアで積極的に手伝う。チャレンジモール「福良CAP」の店舗からは夜の営業を任され、バーを切り盛り。活動を通じて知り合った地元住民らが次々と訪れる。

 今後は、子どもたちが好きなことを体験できる“リアルキッザニア”などを実現するため、古民家の改装に着手する予定だ。それぞれがやりたいと思う夢を、仕事として実現する。そんな、これまでにない会社「KNIXT」の設立を目指す。

 「東京で問われるのは資金や経験。ここではやる気があれば何でもできる」と福良地区の良さを語る武政さん。「福良を拠点に、世界にはばたく会社にできれば」と話す。(高田康夫)

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