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海に浮かぶメガフロート=南あわじ市阿万吹上町沖
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海に浮かぶメガフロート=南あわじ市阿万吹上町沖

 南海トラフ地震で想定最大規模の津波が発生すれば、福良湾に向かって漂流し被害を拡大させる恐れがあるとされてきた人工浮島「メガフロート」(兵庫県南あわじ市阿万吹上町沖)について、同市は14日の市会産業厚生常任委員会で、「漂流する可能性は非常に低い」との詳細シミュレーション結果を明らかにした。この数年間、補強しての存続か撤去かの議論が続いていたが、その大前提が崩れる形になった。(高田康夫)

 メガフロートは長さ101メートル、幅60メートル、高さ3メートルで、「海釣り公園」となっている。同市は、東日本大震災後に県が出した津波シミュレーションを基に、メガフロートが漂流しないかシミュレーションを実施。その結果、漂流の恐れが指摘され、補強工事の費用も多額に上るとされたため、同市は撤去方針を固めていた。

 ところが、守本憲弘市長が就任し補強工事の再検討などを進める中、シミュレーションで使った津波の流速や高さは、最も数値が大きくなる福良湾口付近のもので、約1・2キロ離れたメガフロート地点の数値とは大きく異なる可能性が判明。国立研究開発法人「海上・港湾・航空技術研究所」が詳細なシミュレーションをした結果、メガフロートは漂流しないとの結果が出たという。

 ただ、設計段階での強度が前提のため、今後は老朽化診断を実施。その結果も踏まえ、同市は今後のあり方についての検討会を開いて方向性を決める方針だ。シミュレーション結果の詳細については、4月に同研究所の専門家を招いて説明会を開催する予定。不安が募る福良地区の住民らにも説明していくという。

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