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 兵庫県南あわじ市が設置したタマネギ残さ処理施設で、同市の条例に定める基準を超える汚水が、公共下水道に流されていたことが分かった。11日から始まった市会12月定例会の一般質問に、市当局が答えた。市民生活に影響はないという。設備の老朽化で5年前から基準値を超え始めたが、本年度にようやく設備の更新費用が予算化された。(高田康夫)

 同市では農林水産省の「バイオマス利活用フロンティア整備事業」の補助を受けて、タマネギ残さの炭化処理をする施設を5カ所設置。ただ、燃料費の高騰などで採算が合わなくなり、現在は07年度に設置した2施設で残さを破砕、脱水して民間施設でたい肥化している。

 破砕、脱水の際に出る汚水は浄化設備を通して下水道に流してきたが、設備の老朽化で能力が低下。14年には生物化学的酸素要求量(BOD)が、市公共下水道条例に定められた基準を上回るようになったため、井戸水で希釈し始めたという。

 ただ、さらに設備の能力が落ちて希釈だけでは数値が基準に収まらなくなり、今年1月と3月に同市が改善を指示。同市は更新費用3500万円を19年度に予算化し、3月までに新たな設備を入れるという。

 このタマネギ残さの処理施設をめぐっては、2年前に調査に入った会計検査院から残さが炭化されていないことを指摘され、同市は補助金約5300万円を自主返還している。

 同市は5年以内に新たな残さ処理施設を設置する方針。一般質問では、来年度にたい肥化やメタン発酵などによる処理の実現可能性調査に着手する方針も明らかにした。

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