淡路

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芝寿浩さん
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芝寿浩さん
伊富貴幸広さん
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伊富貴幸広さん

 秋の褒章が2日付で発表された。淡路島(兵庫県)からは、その道一筋に尽くしてきた2人が受章。長い歩みと喜びの声を聞いた。

■藍綬 南あわじ防犯協会副会長・芝寿浩さん(78) 町の安全・安心訴え40年

 毎年10月下旬、同県南あわじ市福良地区で「暴力追放市民パレード」が行われる。

 「うまい話に落とし穴」「『悪質商法』撃退」。そんなプラカードを手にした大人とともに、警察官の制服を着た福良こども園の園児が歩き、南淡中吹奏楽部による演奏が町中に響く。数十年間も、そのパレードを見守りながら町の安全・安心を訴えてきた。

 1969年に料理民宿を始めた後、地元の町内会長や旧南淡町の連合自治会長を務めた。2005年の旧三原郡4町合併後は、初代の市連合自治会長として、習慣が違う各地域の活動をまとめてきた。

 防犯協会の活動も今年でちょうど40年。79年に福良防犯協会に入会し、合併後の南あわじ防犯協会では、事務方トップの副会長を現在も担う。祭りの警備や年末の夜警などは民宿が忙しい時期に重なるが、家族が家業を支えてきた。

 「みんなの協力があってこそだった」と家族や会員に感謝し、「これからも犯罪のない平和な町に」と願い続ける。(高田康夫)

■藍綬 洲本防犯協会会長・伊富貴幸広さん(68) 地域の防犯活動に尽力

 目標は「みんなが笑って過ごせる住みやすい社会をつくること」。約40年間、地域の防犯に努めてきた。

 30歳のころ、防犯協会の活動に携わったのがきっかけ。以来、生まれ育った由良地区で1990年ごろから少年補導員や保護司を務めた。夜に町を見回り、店先に集まる中高生に「早く帰りや」「たばこ吸ってへんか」などと声を掛けたり、悩みを聞いたりしてきた。非行に走る子どもが減った今も、地域の一員として若者を見守ろうと、毎朝30分の散歩を欠かさず、町に変わった様子がないか目を配る。

 社会福祉法人「洲本たちばな福祉会」の理事長を務める傍ら、17年からは洲本防犯協会会長と県防犯協会連合会理事に就任。商業施設でのビラ配りや地域安全パレードなど住民への啓発活動のほか、少年補導員らに向けた研修も担っている。「自分たちで地域の安全を守りつつ、防犯意識の向上を呼び掛けていきたい」。柔らかな笑顔を見せつつ力強く語った。(吉田みなみ)

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