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休止している足湯「潮騒の湯」=洲本市山手2
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休止している足湯「潮騒の湯」=洲本市山手2

 1999年のオープン以来、地域住民らに愛されてきた「洲本温泉・潮騒の湯 足湯」(兵庫県洲本市山手2)が、2018年秋から休止している。洲本温泉に新たな泉源が見つかり、足湯に引いていた従来の温泉が使われなくなったことが理由で、洲本温泉事業協同組合の木下紘一代表理事(76)は「今のところ古い泉源は使わない方針なので、再開のめどは立っていない」と話す。(吉田みなみ)

 洲本温泉は弱アルカリ性単純温泉。泉源は92年10月に掘られ、湯は市内の旅館やホテルなどにタンクローリーで運んできた。

 同組合は17年、新たな泉源「うるおいの湯」の掘削に成功。湯の温度が高く、量も豊富なことなどから、同湯を主な泉源として使うことを決めた。18年1月から地下の配管やタンクローリーを使って同組合に所属するホテルや旅館に湯を送っている。

 旧泉源休止のきっかけは、定期的に義務付けられている温泉成分の分析だ。18年秋の検査でガスの発生が確認されたため、稼働を停止して今年5月までに対策工事を行い、今後の方針を話し合ったという。

 足湯は旧泉源に近く、パイプを引いてボイラーで加熱して供給していた。木下代表理事は「足湯は、温泉のPR手段という位置付け。今後はうるおいの湯を宣伝していくので、旧泉源の足湯を運営するのはおかしいと声が上がった」とし、「地域住民も使っていた場所。洲本市が活用するなら引き取ってもらえれば」と提案する。

 一方、同市は「足湯は組合の持ち物」とし、「市民から問い合わせもある。できるなら従来通り再開してほしい」と話す。

 散歩帰りなどに利用していたという、近くの50代女性は「休止は寂しい。最近も観光客に場所を聞かれたばかり。毎日通っていた人もいたし、なんとか復活できないか」と願う。

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