淡路

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観潮船の全便欠航を知らせる張り紙。「うずしおドームなないろ館」への入り口は土のうで封鎖された=南あわじ市福良甲
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観潮船の全便欠航を知らせる張り紙。「うずしおドームなないろ館」への入り口は土のうで封鎖された=南あわじ市福良甲

 強い風雨を伴い兵庫県に接近した大型の台風10号は、お盆休みの真っ最中で書き入れ時だった島内の観光業界を直撃した。例年渋滞になる道路に観光客の車はほとんどなく、にぎわうはずの観光施設は軒並み臨時休業。宿泊施設ではキャンセルが相次ぎ関係者に落胆の声が広がった。

 毎年この時期は連日満室という洲本温泉街のホテルニューアワジでは「想定よりキャンセルは少なかった」というものの、14、15日の2日間は例年の7割ほどにとどまった。バーベキューやマリンスポーツが楽しめる観光宿泊施設「シーアイガ海月」(洲本市)では、15日は宿泊のみの営業。「2日間でいつもの3割ほどしか稼働できていない」と肩を落とす。

 14~16日にかけて全便欠航となった洲本港と深日港(大阪府岬町)を結ぶ「深日洲本ライナー」は、3日間で約450人の利用を見込んでおり、担当者は「お盆はレジャーや墓参りで利用する人が多いので非常に残念」

 南あわじ市の福良港を発着する渦潮観光船「うずしおクルーズ」は、13日の運航終了後に船2隻を避難させ、14、15日は全便欠航。例年は2日間で約4千人が乗船していた時期だけに、同船を運航するジョイポート南淡路の鎌田勝義社長は「観光への影響が大きい時期に当たってしまった」と残念がった。

 15日は淡路ワールドパークONOKORO(淡路市)、あわじ花さじき(同市)、淡路ファームパークイングランドの丘(南あわじ市)など島内の主な観光施設は終日休業した。

 島内各地の海水浴場は14日から遊泳禁止に。淡路市では昨シーズンは37日間を通じ8万人以上が利用、1日平均で約2200人が来場しただけに、市担当者は「シーズン中で最も海水浴客の多い時期。今年の序盤は寒さで客数が少なかったが、近ごろは順調に上がってきていたのに」と苦渋の表情。「周辺の飲食店や宿泊施設などへの波及効果は大きく、損失は計り知れない」と悔しがった。(赤松沙和、高田康夫、内田世紀)

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