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卒隊後も沼島に残り、吉甚を切り盛りする川勝惠さん。プレゼントするエコバッグを手にしている=南あわじ市沼島
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卒隊後も沼島に残り、吉甚を切り盛りする川勝惠さん。プレゼントするエコバッグを手にしている=南あわじ市沼島

 地域おこし協力隊員として兵庫県南あわじ市の離島・沼島で活動し、3月末で任期を満了した川勝惠さん(60)が、これまで協力隊員が運営してきた沼島総合観光案内所「吉甚」を、「吉甚 バッタリ・カフェ」として18日から新装開店する。川勝さんは「これからも人や心をつなぐ役目を果たしたい」と、卒隊後も沼島に残ることを決めた。(高田康夫)

 京都市出身の川勝さんと沼島の出会いは2013年。ミュージカル劇団の一員として公演で訪れた。宿泊場所は洲本だったが、川勝さんは自ら希望して沼島で寝泊まりして島の人々と交流。公演後も遊びに訪れるようになり、16年4月からは隊員として沼島で生活しながら吉甚の運営と魅力の発信をしてきた。

 協力隊員が卒隊後、沼島に残るのは初めて。「今度はこっちが協力する番」とコーヒーを飲みに訪れたり、川勝さんを旅行やグラウンドゴルフに誘ったりする住民もおり、川勝さんは「本当にありがたい。協力隊が終わって島民になれた」と話す。

 吉甚は、県や市が進める「あわじ環境未来島構想」の一環として13年6月にオープン。これまでの観光案内機能は、沼島総合センターで協力隊員が担い、吉甚では漁船で沼島周辺を巡る「おのころクルーズ」の取り次ぎと土産物販売、カフェをする。水、木曜の定休日にはレンタルスペースとして貸し出しもする。

 18日の新装開店日は午前11時~午後4時。協力隊員がそうめんを100人分振る舞い、野菜も販売。カフェや土産物で500円以上購入した先着200人には、沼島の上立神岩のイラストが入ったエコバッグを贈呈する。

 かつて沼島では、漁師らがたき火に集まって団らんし、そういった場所は「ぬくもり場」と呼ばれていたという。川勝さんは「心も体もぬくもってもらえる場所になれば」と話している。

 「吉甚 バッタリ・カフェ」の新たな連絡先はTEL0799・53・6665。沼島総合センター内の観光案内所はTEL0799・57・0777

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