淡路

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ワークショップで、馬のてい鉄を使ったお守りを見せる糸井いくみさん(中央)=洲本市下加茂1
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ワークショップで、馬のてい鉄を使ったお守りを見せる糸井いくみさん(中央)=洲本市下加茂1

 兵庫県洲本市と、姉妹都市・北海道新ひだか町の地域おこし協力隊員2人が10日、洲本市下加茂1の特別養護老人ホーム「くにうみの里」を訪れ、両市町のつながりや歴史を学ぶ催しを開いた。明治時代初期の洲本城下町で起きた「庚午事変」を紙芝居で紹介したり、馬のてい鉄を使ったお守りを作ったりして、約30人が楽しく学んだ。(上田勇紀)

 歴史や文化をテーマに地域活性化に取り組む洲本市地域おこし協力隊の束田裕美さん(42)が呼び掛け、交流のある新ひだか町地域おこし協力隊、糸井いくみさん(40)と企画した。

 まず、束田さんが庚午事変の紙芝居を披露した。「稲田家」を「稲田さん」、「蜂須賀家」を「蜂須賀さん」と言い換え、分かりやすく伝えた。事変をきっかけに、稲田家の家臣らが現在の新ひだか町周辺に移住し、開拓した-などの歴史を紹介。束田さんは昨年秋に同町を訪れており、「困難を乗り越えていまの町がある」と思いを語った。

 続いて糸井さんが、夏は涼しく、冬は雪が少なくて過ごしやすいという町を写真で説明。幸運を呼ぶお守り「てい鉄ドリームキャッチャー」を参加者と作った。町は競走馬の産地として知られ、馬のひづめを保護するてい鉄を使った取り組みで、糸を順番に通すなどして完成させた。

 入所している女性(82)は「難しかったけど、いいのができた。北海道に行ってみたくなった」と笑顔で話していた。

■庚午事変(稲田騒動)とは?

 1870(明治3)年、徳島藩の一部藩士らが、淡路を任されていた稲田家と対立し、稲田家臣の家などを襲撃した事件。新政府は稲田家側に北海道開拓を命じ、多くの家臣らが北海道へ渡った。映画「北の零年」などで取り上げられた。

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