淡路

  • 印刷
高齢者を乗せた「行きまっCAR」の出発式=南あわじ市沼島
拡大
高齢者を乗せた「行きまっCAR」の出発式=南あわじ市沼島

 兵庫県南あわじ市の離島・沼島で4月から、歩いて沼島汽船の船着き場まで行くことが難しい高齢者らを住民がボランティアで移送するサービス「行きまっCAR」事業が始まる。小さな離島では受けられる高齢者向けサービスが限られる中、「いつまでも住み慣れた島で暮らしたい」との住民らの思いを実現しようと、沼島地区連合自治会が新たに取り組む。26日には連合自治会と同市、車を提供する社会福祉法人が協定を結び、高齢者を乗せた「行きまっCAR」が出発した。(高田康夫)

 人口約450人の沼島の高齢化率は47・4%。住民はほとんど車を使わず、島外の病院などに通う高齢者は船着き場まで歩く。島内に入居型の高齢者施設はなく、歩けなくなれば沼島を離れて施設に入所するか、島外の子どものところへ行くしかなかった。

 住民から移送支援を求める声が多かったため、連合自治会が中心となってサービス事業の実施を計画。沼島で1週間に一度デイサービスを開いている社会福祉法人「淡路島福祉会」が送迎用の車を無償で貸し出すことになった。

 ボランティアの運転手の多くは漁師。漁が休みの火曜と土曜日の朝に3便ずつ運行し、利用者は事前に希望を伝えれば、自宅近くから船着き場まで乗せてもらえる。

 出発式で乗車した女性2人は月1、2回、淡路島の病院へ通う。2人は「これまで雨の日や寒い日は病院に行くのをあきらめていたが、車で送ってもらえれば助かる」。連合自治会の島津弘会長(78)は「みんな住み慣れた島で生活することを願っている。島ぐるみで協力して事業を続けたい」と話していた。

淡路の最新
もっと見る

天気(8月20日)

  • 32℃
  • ---℃
  • 50%

  • 30℃
  • ---℃
  • 60%

  • 33℃
  • ---℃
  • 50%

  • 34℃
  • ---℃
  • 50%

お知らせ