明石

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教室に入る前に手を洗う新1年生=大観小学校
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教室に入る前に手を洗う新1年生=大観小学校
机を消毒する教諭=大観小学校
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机を消毒する教諭=大観小学校
新型コロナウイルス感染予防の分散登校で空席が目立つ教室=明石市明南町3、明石南高校
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新型コロナウイルス感染予防の分散登校で空席が目立つ教室=明石市明南町3、明石南高校

 新型コロナウイルス特措法に伴う緊急事態宣言が解除され、兵庫県明石市内の小中高校などが1日、授業を再開した。約2カ月遅れの新学期に子どもたちは期待と不安を抱えて登校。教諭は感染防止に細心の注意を払う。学校現場でも新たな生活様式の模索が始まった。(川崎恵莉子、長沢伸一)

■健康観察票を提出

 児童生徒数など規模が異なる小中学校。それぞれ感染対策に知恵を絞る。

 児童数約200人の大観小学校(大明石町2)では、登校時や教室の移動後の手洗いを徹底する。児童は学校に着いてすぐ、ランドセルを背負ったまませっけんで入念に手を洗い、体温を記録した健康観察票を提出して教室に入った。

 朝会では境正道校長(59)が校内放送を通じ、マスクの着用、換気などの注意を呼び掛けた。児童は午前中で下校し、放課後は担任教諭が教室の机や椅子、トイレなど児童が直接触れる場所を消毒して回った。

 境校長は「まずはこの生活に慣れることが必要。試行錯誤を重ねながら改善できるところはしていきたい」と話した。

 小学生から高校生までの26人が通う明石養護学校(大久保町大窪)では、免疫力の弱い生徒が多いため、当面の間は1対1の個別授業を行う。給食は教員がフェースシールドや手袋を着用しサポートするという。

■新クラスに戸惑い

 明石南高校(明石市明南町3)では、新型コロナ対策として1、2年生の分散登校を2週間実施する。クラスごとに2班に分け、登校者数を制限。3年生は1クラス約30人と少ないため、広い教室で授業するなど工夫をこらす。

 再開初日のこの日、1、2年生は空席の目立つ教室で授業を受けた。2年生の男子生徒(16)は「久々の学校を楽しみにしていたけど、会えない友達もいた」と残念がる。「今日から部活が始まるけど全員はそろわない。一日でも早くサッカーの試合をしたい」

 笹山瞬教諭(29)は「新学期が始まってすぐに休校になり、クラスの雰囲気になじめるか生徒にも不安があるだろう。感染対策に気をつけつつ、少しでもクラス間の交流の機会を増やしたい」と話した。

■給食、部活順次再開

 明石市ではこの日、市立の幼稚園27園▽小学校28校▽中学校13校▽明石養護学校▽明石商業高校と県立高校などが再開した。

 小中学校については、複数回に分けて登校させる「分散登校」を導入していない。市教育委員会は「感染対策は講じるが、文部科学省が定める基準などに照らし合わせ、分散登校は必要ないと判断した」とする。

 給食は3日(小学1年生は8日)から、中学校の部活動は時間や日数を制限しながら、順次再開する。

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