明石

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2009年5月18日
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2009年5月18日

 新型コロナウイルス感染拡大への警戒が続く現在からさかのぼること11年前。2009年5月18日の神戸新聞明石版は、市内初となる新型インフルエンザ感染者の確認を報じた。両ウイルスの特徴、危険度に違いはあるが、市民生活に与えたダメージは大きかった。明石版の当時の記事から、ウイルスの感染拡大に伴う暮らしへの影響、社会に投げ掛けた課題などを振り返り、新型インフルが残した教訓を考えたい。

    ◆

 「県が十七日午後十時に発表した新型インフルエンザ患者の発生状況によると、明石市内に住む私立高校の男子生徒一人の感染が確認された。市内での感染事例は初」

 明石版で初の感染者確認の報は、日曜夜遅くにあった県の発表に基づき、約25行の短い原稿だけだった。

 「明石市教委は市内の幼稚園・小中学校について十八日も通常通り、園児や児童生徒を登園・校させる方針を決めた」

 前日の16日、神戸市で国内初の新型インフル発症例を確認。明石市の対策本部会議で同日、神戸市西部や加古川市など近隣市町で患者が発生した場合、休校措置を検討することを決めたばかりだった。

 明石市の電話相談窓口には問い合わせが急増した。

 「神戸市内で感染が確認されるまでは一日数件だったが、十七日は午前九時から午後六時までに計九十三件に上った」

 市内ではマスク姿が目立ち始めた。

 「明石駅近くのドラッグチェーン店ではマスクは売り切れで、次の入荷は『未定』。男性店長は『開店時には六十箱ほどの在庫があったが、またたく間に売り切れた』と話した」

    ◇

 今回の新型コロナ禍でもマスクが店頭から消え、市が開設した窓口への電話相談が相次いだ。学校の対応もこの後、方針転換を余儀なくされていく。

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