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飛まつによる感染を防ぐため、透明なビニールカーテンが設置された窓口=明石市役所
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飛まつによる感染を防ぐため、透明なビニールカーテンが設置された窓口=明石市役所

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、兵庫県明石市は勤務中の市職員に布製マスクの着用を義務づけ、勤務時間をスライドさせたり、休日を振り替えたりすることで、職員同士の接触機会(時間)を3割以上減らすなど職場内での感染防止策を徹底している。妊娠中や持病がある職員を対象にした在宅勤務、庁舎の空き部屋に確保したサテライトオフィスでの勤務も勧める。(小西隆久)

 市役所や市民センターでは感染防止策の一環で4月中旬から、すべての窓口に透明なアクリル板やビニールカーテンが設置された。

 市は、臨時職員を含む全職員に布製マスク2枚を配布。勤務時間中の着用を義務づける通知も出した。

■時間ずらし休憩

 全員が職場にいるコアタイムを削減するため、原則午前7時~午後8時の間で7時間45分の勤務時間を毎日、柔軟に設定できるとした。休憩時間についても、食堂の混雑緩和などを目的に正午~午後1時に固定せず、スライドして取得できる。

 これらの感染防止策を各所属で2割以上の職員が実践するよう求める。

 休日については週休(原則は土、日曜)のうち1日を出勤日とし、代わりの休日をその週の月~金曜に取得。業務に支障が出ない範囲内で対応することが前提となる。

 市によると、マスクの着用とスライド勤務、休日の振り替えなどを実施することで、市職員の感染が確認された場合でも同じ職場で濃厚接触者と特定される職員数をかなり抑えることができるという。

■在宅勤務も可能に

 妊娠中の職員や持病がある職員には在宅勤務を進める。個人情報を含む書類などは持ち帰れないが、自宅の私用パソコンで職場のパソコンを遠隔操作できる民間のサービスを導入。担当課に申請し、在宅勤務に切り替えられる。

 また、職員研修などに使う市役所北庁舎(旧保健センター)3階に、職場の過密を避けるためのサテライトオフィスを開設。通常ならば36人で使う部屋を、妊娠中や持病のある職員10人が使えるようにパソコンなどを設置した。

 これらの対策はそもそも、老朽化が進む市役所庁舎が、職員増などに伴って手狭になっていることが背景にあるといい、市総務課は「今後も国や県、市独自の新型コロナ拡大防止に向けた緊急対策が予想される中、安易に出勤者を減らすことはできない」と強調。「市民サービスを低下させないことと、職員の感染防止策のバランスを考え、できるところから手段を講じていく」としている。

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