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「学校茶道エッセイ」で活躍した江井島中茶道部のメンバー=2月28日、明石市
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「学校茶道エッセイ」で活躍した江井島中茶道部のメンバー=2月28日、明石市
茶道部の活動の様子
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茶道部の活動の様子

 茶道の裏千家淡交会総本部(京都市)が主催するコンクール「第41回学校茶道エッセイ」で、兵庫県明石市立江井島中の茶道部が学校賞に輝いた。同中生の上位入賞が相次ぎ、中学校では全国唯一の学校賞に選ばれた。生徒らは茶道部の活動を通して感じた思いを文章に込め、快挙を成し遂げた。

 「学校茶道エッセイ」は大学生などを対象とする「学生の部」と、中高生対象の「生徒の部」に分かれる。生徒の部には全国から1471点の応募があった。

 同中茶道部は間もなく卒業する3年生を含めて23人が所属し、週2回活動。茶道裏千家直門の伊原昇さん(65)=明石市=の指導を受けている。

 「エッセイ」には9年前から応募。全国で10人しかいない「優秀賞」に2人、次点の「第一席」(全国で22人)には1人が選ばれ、部全体として学校賞に輝いた。

 優秀賞に輝いたのは、前部長の増本唯衣さん(15)=3年=と、梶原彩恵さん(15)=同=の2人。

 増本さんのテーマは「感謝、そして未来へ」。茶道部の部長を務めつつ、生徒会にも入っていた。部活に出られなかった時に支えてくれた部員たちへの感謝の気持ちを込めた。「両立しようとしたけど、なかなか部活に行けない時もあった。仲間や先生への感謝の思いを文章にして伝えたかった」。

 梶原さんは伊原さんの表情から見つけた「音」をテーマにして、課題が出された日に一気に書き上げたという。「先生はお点前の時、部員の足元を見ている。きれいな所作でうまく動けている音の時はおだやかな表情で、ざわついている時は厳しい表情になる。それを文章にした」と笑顔を見せる。

 第一席に選ばれた畑田珠璃さん(13)は1年生。2、3年生の所作のかっこよさに引かれて入部した。「人によって所作が違い、動きの音も違う。私もその音を聞くのが好きで、テーマに選んだ。これからできる後輩にも所作を伝えていきたい」と意欲を見せた。

 2007年から指導をしている伊原さんは「茶道では姿勢や手の先の動きから心を学ぶ。先輩の姿を見て後輩がきれいな動きを学ぶ。それが文章にも表れたんでしょう」と穏やかな表情で生徒をたたえた。(長沢伸一)

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