明石

  • 印刷
自身の店で落語会を開き続ける藤本寛治さん=明石市花園町
拡大
自身の店で落語会を開き続ける藤本寛治さん=明石市花園町
3月にサンライフ明石で公演する笑福亭鶴瓶さん
拡大
3月にサンライフ明石で公演する笑福亭鶴瓶さん
桂梅團治さん
拡大
桂梅團治さん

 兵庫県明石市花園町の米と酒の専門店「HANAZONO(ハナゾノ)」で毎月開かれている落語会「浪漫笑」が30周年を迎える。3月21日にサンライフ明石(西明石南町3)で記念公演があり、笑福亭鶴瓶さんと桂梅團治さんが落語を披露する。店主の藤本寛治さん(66)は「30周年を笑って一緒に祝いたい」と話す。(長沢伸一)

 同店の落語会は落語好きの藤本さんが「みんなが集まれる場所をつくりたい」と、1990年3月に始めた。

 毎月第2金曜に開き、公演回数は300回を超える。近くの老人ホームや公民館で落語家に“出前公演”してもらったこともある。

 95年の阪神・淡路大震災で店が半壊。商品の片付けに追われながら、「こんな時こそ笑いがないと」と数カ月後、再開にこぎ着けた。

 現在は震災後に地下の米蔵を改修したライブハウスが会場だ。

 毎回20~30人の落語好きが県内外から集まる。「ここで自信をつけてこい」と、落語家が新作のネタ下ろしをする場所にもなっているという。

     ◆

 梅團治さんは前名の春秋時代から出演。藤本さんによると、「何回か分からないぐらい来てくれている」。同店の「酒と米と浪漫の宝庫」とのキャッチフレーズから「浪漫笑」と名付けたのも梅團治さんだ。

 鶴瓶さんも今回で9回目の出演。「今から行ってもいいですか」と藤本さんに急に電話があり、サプライズで登場したこともあるという。

 25人入れば大入りとなり、落語家の出演料を考えると赤字。もう辞めよう、と思ったこともあった。

 「ここまで続くとは思わなかった。でもお客さんも落語家さんも喜んでくれる。営業的にはしんどいけど、できるかぎり続けたい」と藤本さんは力を込める。

      ◆

 30周年記念のチケット(2千円)は14日の「浪漫笑」会場で販売する。1回につき一人1枚しか購入できない。この日は若手落語家4人が出演する。午後7時からで1500円(食事付きは3500円)。同店TEL078・928・2719

明石の最新
もっと見る

天気(5月26日)

  • 24℃
  • ---℃
  • 60%

  • 25℃
  • ---℃
  • 50%

  • 26℃
  • ---℃
  • 60%

  • 26℃
  • ---℃
  • 60%

お知らせ