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大根煮を食べながら被災体験を共有する学生と住民=明石市大蔵中町
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大根煮を食べながら被災体験を共有する学生と住民=明石市大蔵中町

 兵庫県明石市の円乗寺(同市大蔵中町)では17日、地域住民と関西国際大学の学生ら約70人が法要に参列し、全ての犠牲者を悼んだ。学生たちは住民の被災体験に耳を傾け、教訓を語り継ぐと誓った。

 同寺は、現在の中村文治住職(43)になった2005年に法要を開始。中村住職は追悼行事が少なくなったと感じており、14年からは記憶の風化を防ごうと、宗派を問わず住民にも呼び掛け、炊き出しをするようになった。

 同大は防災教育に力を入れている。法要には、震災後に生まれた学生に命や備えの大切さを学んでもらおうと初めて参加した。

 約30分間、読経や焼香で犠牲者を追悼した後、炊き出しの大根煮を一緒に食べた。同大尼崎キャンパスの学生たちは、瓦が落ちた屋根をブルーシートで覆ったり、水を分け合ったりと、地域で協力した被災時の様子を聞いた。

 「先が見えない状況で、頑張れといわれつらかった」という話を住民から聞いた女子学生(20)=同県西宮市=は「被災者の複雑な気持ちを初めて知った。震災を知らないからこそ、しっかり学びたい」と話した。(藤井伸哉)

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