明石

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阪神・淡路大震災のカプセルを取り出した中崎小の卒業生ら=明石市大蔵海岸通2
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阪神・淡路大震災のカプセルを取り出した中崎小の卒業生ら=明石市大蔵海岸通2

 阪神・淡路大震災の5年後、中崎小学校(兵庫県明石市)が大蔵海岸に埋めたタイムカプセルを、当時の児童と先生ら25人が開封した。「とてもこわかった」などと書いた手紙に加え、亡くなった明石市民26人の銘板が同封されていた。30歳を超えた参加者は、次世代に教訓を語り継ぐことを誓った。

 市は2000年1月17日、震災5年に合わせて大蔵海岸にモニュメントを設置。「20年後の自分」に向け、同小の約120人にメッセージを書いてもらい、発生直後のビデオや市の「復興の記録」と一緒に埋設。震災25年になる今年、取り出すことにしていた。

 当時の5、6年生が5日、モニュメントに集合。モニュメントの下に埋めたステンレス製のカプセル(縦25センチ、横44センチ、高さ25センチ)は、水がたまっており、「大丈夫やろか」と心配の声が上がったが、手紙はラミネート加工されていて無事だった。

 手紙は「じしんの日はぜんぜんねむれなかった」と恐怖を率直につづる。「子どもに地しんのことはなしてあげたか」「気をつけておくためにわすれない」と教訓を伝えるメッセージもあった。

 3歳の娘がいる男性会社員(32)=神戸市垂水区=は当時6年生。大きな揺れで目を覚ますと、台の上にあったテレビが頭の近くに動いていた。「命の危険があった。こうしてみんなが元気で集まれるよう、備えの大切さを伝えたい」と話していた。(藤井伸哉)

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