明石

  • 印刷

 兵庫県明石市のコミュニティーバス「たこバス」の運行事業者の一つ「山陽バス」(神戸市垂水区)が、現在運行するルートから撤退する意向を明石市に伝えていたことが7日、市などへの取材で分かった。同社は今春にも4ルートから撤退したばかり。市は山陽バスが運行している1ルートの存続を前提に、引き継ぐ事業者を調整している。

 たこバスは現在、同社と神姫バス▽タクシー会社の明正キャブ▽明石タクシー▽ルミナスタクシーの計5社が市からの補助金を受け、運行している。

 市の補助金は、各社が運行収入などでまかなえない経費の不足分を補う。昨年度の実績で約1億5600万円。車両更新や燃料費の上下などで多少変動することはあるが、毎年ほぼ同水準という。

 山陽バスは4月まで、JR魚住駅などを発着点とする、西江井ケ島▽青葉台▽清水▽西岡東▽二見-の計5ルートを運行。昨年9月、人件費の高騰などを理由に2020年3月までに順次、運行休止を市に申し入れた。このため、4月から西江井ケ島を除く4ルートを明正キャブなどが引き継いだ。

 市によると、同社は昨年以降、たびたび「残る1ルートからも近いうちに撤退したい」との意向を市に伝えており、市は9月に入り「後継事業者なども含めて調整したい」と応じたという。

 西江井ケ島ルートは、JR魚住駅を発着点に山陽魚住駅を経て、県道明石高砂線(旧浜国道)を通り、江井ケ島総合市場、江井島中学校などを巡回する。1年間の利用者数は約7万6600人(2018年度)。

 市や住民らでつくる「市地域公共交通会議」で協議して正式に決定すれば、同社によるたこバス運行はなくなる。

 神戸新聞社の取材に対し、山陽バス企画部は「現在、詳細を検討中で何も申し上げられない」と回答している。(小西隆久)

明石の最新
もっと見る

天気(10月21日)

  • 24℃
  • 18℃
  • 30%

  • 22℃
  • 12℃
  • 20%

  • 25℃
  • 16℃
  • 50%

  • 24℃
  • 15℃
  • 40%

お知らせ