神戸新聞NEXT | 読者の報道写真コンテスト
神戸新聞社 読者の報道写真コンテスト

読者の報道写真コンテスト

第 727 回9月 の入賞者

※応募総数 255点

一席

一席

『サヨリのナブラ 』

山内勝

明石市明石浦漁港付近(9月10日)

肉食魚からの逃走は半時間ほど続いたとのこと。キラキラ光る銀輪、はねる水しぶきは迫力たっぷりでまさに「命の攻防」です。(ニコンD850 28~300ミリ 絞りf7・1 1000分の1秒)

二席

二席

『初めての稲架掛け 』

島内里絵

姫路市(9月14日)

猛暑の夏が一転、刈り入れを迎えるころには雨が続いた今年、重たそうな足元が仕事の過酷ぶりを伝えてくれます(iphone16)

三席

三席

『赤月の夜会 』

鳴滝塁

姫路市(9月8日)

皆既月食は力作が多かったお題。太陽公園の白鳥城が怪しげな雰囲気を醸し出しています。(ソニーα7S 85ミリ 絞りf1.8 2秒)

佳作

佳作

『長い登り坂 』

長谷良則

神戸市西区(9月11日)

郊外の住宅団地でしょうか。中央を貫く階段と道路、新旧混じる住宅も相まって、暮らしの香りが感じられる1枚です。(キヤノンEOSR3 70~200ミリ 絞りf8 160分の1秒)

佳作

『水面に道路が完成 』

藤原美義

神戸市西区の小鳥喰池(9月15日)

ひと目見て面白い写真でした。空、水面、パネルの青と赤茶けた藻とタイトル通りの印象で、色合いもきれいです。(OM SYSTEM OM―1 MarkⅡ 12~200ミリ 絞りf8 500分の1秒)

準佳作

準佳作

『明石海峡に手を振る 』

二星幸弘

大阪市此花区(9月15日)

盛況で閉幕した大阪・関西万博。行き交う船舶、神戸空港、その奥に明石海峡大橋と、会期中だけに見られた特別な景色ですね。(ソニーα9Ⅲ 24~240ミリ 絞りf8 2000分の1秒)

準佳作

『遊びの時間 』

長尾誠

神戸市灘区(9月16日)

楽しい時間の終わりを告げるような長い影、中央でラジコンカーを走らせる姿からはもっと遊びたい気持ちを感じます。(キヤノンEOS70D 18~300ミリ 絞りf7・1 800分の1秒)

準佳作

『酷暑の夏 無事終了 』

尾崎郁也

明石市の林崎海岸(9月8日)

海水浴場の安全ブイの撤収作業。動きがある奥の人物、手前のブイの配置も見事。巧みにまとめあがっています(ニコンD600 24~120ミリ 絞りf13 2000分の1秒)

準佳作

『令和の忍者達 』

西尾めぐみ

姫路市(9月3日)

信号待ちの一瞬にスマホで撮影したとのこと。足場の各段に配置された人物が連続写真のようです。(BASIO4 KYV47 絞りf2・2 640分の1秒)

準佳作

『集合一番 』

寺坂好司

神戸市中央区(8月23日)

向かって飛び込んでくるペリカンはフレームからはみ出んばかりの迫力。こちらも連続写真のように見えます(ニコンD500 18~200ミリ 絞りf8 3200分の1秒)

準入賞A

準入賞A

『赤い満月の夜 』

川口勉

準入賞A

『暖を取る 』

板井幹

準入賞A

『最後の舞台 』

黒坂薫

準入賞A

『さあ踊りましょう 』

明野敏行

準入賞A

『花の蛇行 虫を追う子供 』

芦田豊

準入賞A

『移ろいゆく季節 』

時沢良行

準入賞A

『分身の術 』

松野良信

準入賞A

『大物 』

三木操

準入賞A

『実りの秋 』

広岡卓樹

準入賞A

『お食事処 』

山本喜一

準入賞B

準入賞B

『六甲山系高取山大噴火?! 』

片岡幸造

準入賞B

『わっしょい 』

円山嗣夫

準入賞B

『命を繋ぐ 』

高橋三吉

準入賞B

『大空に咲く 』

山口康博

準入賞B

『尾翼が光っている 』

中村秀太

準入賞B

『葉巻型UFO 』

辻本晋

準入賞B

『やっと秋が来た 』

米沢貞雄

準入賞B

『黄昏 』

徳永直久

準入賞B

『生活を支える 』

北本重安

準入賞B

『かなしい表情 』

辻健太郎

カメラアイ

タイトルは大事?

 先日、県の高齢者大学「いなみ野学園」に招かれ、新聞社の写真記者の仕事について紹介させていただく機会がありました。最後に質疑応答で、当欄の応募経験者から「タイトル(画題)は選考に関係しますか?」という質問をいただきました。

 その時は「関係ない…とも言い切れない」と回答しましたが、言葉足らずでした。写真コンテストなので絵の力を最も重視するのはもちろんです。ただ、優劣は必ずつけなければなりませんので、競った場合は画題が後押ししてくれる事もあるでしょう。

 新聞社の写真記者は撮影した写真が紙面やウェブに載って初めて仕事が完了します。その際、レイアウトを担う紙面編集部やウェブ編集部が考えてくれた見出しの力に助けられることも多々あります。

 せっかくの写真です。画題も創作の仕上げとして大切にしてください。見る人のイメージを膨らませてくれるかもしれませんから。

(映像写真部 中西幸大)


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